卒業までの授業
ようやくいろいろなことが片付いて、ほっと一息なんてしてみたら
あららもう桜を迎えるための準備を街はしていました。
あちこちで見られる桜の飾りつけに香りに味、等々。
そっか、この時期か。
早いもので再び巡ってきた卒業シーズン。
ついこの前、送りだしたように思っていたけど、ホント、子どもの成長って早い…
ん??なんか違うかも。
で、もってこの時期の授業。
生徒はもう進学先は決まっていて、後は卒業式のあとの春休みを待つのみ。
出席日数のために出てきているのがほとんどなので年間を通して一番やる気がない。
ま、持てという方が無理でしょう。
それでもこういうときにハリのある授業出来るのがいい教師なのでしょうけど、いかんせん私の能力では悲しいけど、3時間半は無理。
ま、自分のときを振り返ってもそうだったしね。
思い出すなぁ。
卒業までの何週間かは式の練習と、なんか色々と教師側が考えたレクリエーションや奉仕活動をやらされていたっけ。
あのころは教師の考えるレクリエーションやイベントってなんでこんなつまらんのだろと思い、かったるいなぁなんて気持ちでやってましたが、考える側になってようやく分かりました。
いかんせん、生徒のしたいことと、教師の考えにはズレがあるんでしょうね。
第一、教師がこういうことをしましょう、ってやっても、まずは何が嫌かははっきり言う癖に、じゃ、なにがしたいの?って言っても分からんのですから。
当然ですが。
そこを考えて提供するのはこちら側なんですから。
授業でやる以外の日本語、日本語を学ぶことで見えてくる日本を彼らにどう上手く伝えればいいのか。
あまり難しいこと考えてもしょうがないんで、まず自分が楽しいと思えることとことんやるしかないかな?