お仕事

 昨日までの目に鮮やかな、山の緑、海の青とは違い、灰色の暑い街にいます。
 ホント、昨日までのことが夢見たいと思えるほど、灰色の現実を目の前にしているわけで。
 でも、誰か言ってましたっけ。
 もし、毎日が日曜なら、遊びも仕事と同様詰まらなくなるだろうって。
 屋久島の自然が、あんなにも美しく目に鮮やかに記憶に残っているのは、この灰色の街を毎日見ているからなのでしょうね。
 きっと毎日ここに住んでいたら、又、違った目で自然と向き合うのでしょう。
 
 台風の影響を心配して、予定を繰り上げて一日早く屋久島から鹿児島に戻りました。
 案の定、次の日は屋久島行きのフェリーは欠航でした。
 ま、島に残っていたら、いたで、それでも良かったんですが。
 天気悪くて仕事行けませんて、連絡したら今度こそクビかな?
 
 このフェリーは屋久島と本土を結ぶパイプラインなんだそうです。
 このフェリーで生活物資を運んだり、島から荷物を送っているのだとか。
 だから一回運航するたびに赤字を出していますが、なくすわけにはいかないんだそうです。
 それに、台風などで欠航して物資の搬入がなくなると色々不足になり、スーパーから食糧品がなくなるのだとか。
 サバイビーな生活に突入。
 ガソリンもこちらと比べると1〜2割高いのはそこら辺が理由なんだそうで。
 
 それでも大切にこの島を守っている人達のお陰でとても楽しい旅行になりました。