出欠席
学生と言うのはありとあらゆる手を使って授業をさぼろうとするものです。
朝、授業に出る前に掲示板を見ると、朝欠席の連絡があった生徒の名前とその理由が貼ってあるのですが、そっかというものがあればオイオイオイと言いたくなるようなものもあります。
今日も鼻血が出て止まらなくなってしまったので病院に行ってきます、なんてのがありました。
一体、どれほどの出血なのやら。
ま、さぼるなって教師が言ったって、生徒がそれを素直に聞いて出席なんかするはずがありません。
私は、遊びたいならどうぞ、ってとこありますから。
楽しんだら、いずれそれなりのツケは払わなければいけないのですし。
そう、この時期は学生は顔を青くして、事務所に駆け込みます。
進級するためには、成績は勿論、出席率も90パーセント以上をキープしなければいけないのですから。
テストは再試を受ければいいのですが、出席率に関しては足りないものを増やす事は出来ないんですよね。
成績や出席率が貼りだされるたびに学生はもう騒ぎだして大変。
普段からきちんと出席している子はなんの問題も無いのですが。
こういう時は新しい言葉の導入に意外に役立つんですよね。
ぎりぎり、すれすれ、なんて表現はこういう時にやると学生の理解はホントに早いです。
ま、本当は出席率ってもう少し低くてもいいのですが、本当の事教えると、目一杯休んだ挙句、ホントに足りなくなってしまうのがオチですから。
ま、学生にはもう少し、青息吐息してもらいましょ。
ってなんか教師やり始めたら、性格ちょっチ悪くなったかも。