メイ、私たち、風になってる
日本語学校で遠足に行くとしたら、大抵の学校は東京ディズニーランドに行くか、富士急ハイランドに行くのだとか。
てなわけで、行ってきました、富士急ハイランド。
春がTDLだったからなんでしょうけど。
天気の方は昨日までの雨は上がり12月とは思えない暖かい、まさに遠足日和といえました。
生徒達の関心はもっぱら絶叫マシンのことばかり。
ま、私も好きなので生徒の事言えませんが。
ギネス認定の3大ジェットコースター、『ええじゃないか』『フジヤマ』『ドドンパ』は絶対制覇してやるぅ!!って引率という立場を忘れてウキウキでした。
そして乗ってきました、3大コースター。
まずは『ええじゃないか』
名前はちょっちおふざけ入っていますがね。
何がギネス級かというとその回転数。
なんて言われてもよく分かりません。
乗ってみないことにはあのウッゲェ〜な感じは。
私も平然とした振りをしていましたが降りた時は頭がぐらぐらで真っ直ぐ歩けませんでしたから。
一緒に乗った生徒はもう降りた瞬間その場で座り込んでしまったり、涙目になって韓国語で叫んでいましたから。
こういうときは母語が出てしまうのね、やっぱり。
そして『フジヤマ』
最初はゆっくりですがレールを上がっていきます。
でも40,50mぐらいならまだしも60,70にまで来るとちょおっチ高過ぎじゃないのかにゃって思いました。
分かってはいますがよく、コースその物が倒れないもんです。
そして79mの高さから一気に駆け下りて。
重力完全無視の爆走にもう絶叫すら出ませんでした。
これも降りた時はもう男の子でもへたり込んでしまう子がいたくらいです。
ま、私は平気、あくまで表面上はですけどね、で
「ほら、しっかり立って、忘れものない??」
と余裕あるとこ見せました。
で、次は『ドドンパ』
段差は無くコースはなだらかですがそのスピードが半端じゃありません。
それこそ、レールを外れて飛べるのでは??って思うくらいの速さでした。
風その物になった気分。あらゆる風景が違って見えましたから。
絶叫マシンで、年齢制限があるものは珍しくありません。
でも大抵は小学生以下はダメという下限を決めてるだけですが、ここのマシンは上限も決まっているんです。
何でも54歳以上の人も乗れないのだとか。
でも分かります。
ほんとお爺ちゃんお婆ちゃんが乗ったらそのまんま昇天しちゃいそうですから。
でもお陰で授業に出せる、使える例文が増えたなぁってすぐそんなこと考えちゃいます。
実体験を元にした例文の方が、理解が早いですし。
そして最後に行った絶叫系がお化け屋敷。
ま、これも絶叫系と言えるみたいで。
こわくて有名らしいのです。
現に一緒に回っていた生徒、先頭を私に任せてずっとその後ろで私の上着を掴んでいましたから。
ま、設定は廃屋になった病院を巡回するというものです。
皆は怖いと言ってましたが、怖いと言うよりもびっくり系かな?
世の中にはね、もっと怖い物があるんだから。
それは彼らがこれから知ることになるとは思いますけど。
生徒に付き合って絶叫マシン何回乗ったことやら。
最後の方はもう拷問に近かったです。
お陰で帰りのバスの中でもぐったり。
で、気づいたら爆睡でした、生徒達の間で。
引率してね〜。
ま、楽しかったけど。