カード
電車を利用する時、日本の場合、スイカやパスモのようなICチップ搭載のカードが普及したとはいえ、その使えるエリアや汎用性はまだまだ不便なところがあります。
そのせいで、まだまだ切符の必要性というものがありますが。
ホームや駅などに何故か落ちている切符。
ま、使用済みの切符が落ちてたって誰も見向きもしないでしょう。
拾うのは清掃員ぐらいかな?
でもこれがシンガポールだとちょっチ事情が変わってきます。
もし落ちている切符を見つけたらラッキーと思う事でしょう。
シンガポールで電車に乗るのには2種類の乗車券があります。
こちらはICチップの入ったEZリンクカード。改札にあてるたびにカードにチャージされた金額が引かれていきます。スイカみたいなものですね。何回も乗るのでしたらこちらの方が若干お得なのだとか。
こちらは目的地までの切符です。
紙ではなくプラスチックのカード。
こちらの切符は買う度に1ドルのデポジットを取られるのです。
ですから目的地まで1ドルでも切符を買う時は2ドル払わなければなりません。
で、この切符を改札出た後で券売機に入れると1ドル戻ってくるのです。
ですからもし切符を拾ったらラッキーなんです。
ま、まず落ちてはいませんが。
ゴミを出さないということと、資源の節約なのでしょうね。
日本で同じ事をしようと思ったら利用客数の違いで大混乱になるでしょうけど。
でもやってみたらいいのに。
払い戻しが嫌な人はスイカにすればいいのですから。
その前に全国共通のカードを作ることと、スイカのようなカードで運賃を精算する人には少し割引するぐらいの事をすれば、それ程不満は出ないのではないでしょうか。
こうして持って帰ってきてしまった私は損してるのですが。
ま、これはまたいつかシンガポールへ行く日のためにと思ってとっておきます。