クイーン

 ドリアンが果物の王様だとしたら、果物の女王はこれに間違いないでしょう。
 

 マンゴスチンです。
 初めて食べたのですが、その美味しさにびっくり。
 こ、こんな果物があったなんて!!
 熟していますので、実を両手に持ち、左右の手を反対方向にひねれば簡単に外皮がとれます。
 
 中から出てきた、この白い実は、本当に今まで食べたどの果物とも違う甘さがありました。
 ライチや龍眼と似ていますが、美味しさは段違いです。
 微かな酸味すら心地よいものがあります。
 なんでしょう、そう、強いて言うならカルピスにあるほのかな酸味に似ています。
 もう口の中に入れた時の食感、とろけるような味わい、甘み、酸味のどれをとっても最高でした。
 そして安い。
 シンガポールドルで5$(350円)出してこんなに買えましたから。
 
 ま後で聞いた話ですが、これでも高い方なんですって。
 違うところではもっと安く売っているとか。
 でも満足です。もうホントにどの果物も安くて美味しい。
 なんて素晴らしい国、シンガポー。
 他にも
 
 ドラゴンフルーツ。
 果肉の赤いものと白いものがありますが、赤い方のが甘いです。
 
 パパイヤ。
 本当はもっと大きいのですが食べきれませんから、ミニパパイヤを買いました。
 それぞれ1S$です。
 
 他にもスイカやメロン、マンゴーをたっぷりと堪能してきました。
 どれも本当に美味しくていくらでも食べる事が出来ました。

 でも意外な事に、パイナップルは…そうでもなかったんです。
 勿論美味しいことは美味しいのですが、時期よりも少し早いらしく、近所のスーパーに500g198円で売っているカットパインと同じくらいの味でした。
 ま、そういうこともありますね。