8月1日まで後3か月チョイありますね。
誰もいない台所からいいにおいが漂ってきました。
オレンジのような、柑橘系の匂いです。
テーブルの上にあったのは山盛りのハッサクでした。
何でも父の知り合いの方からの頂き物だとか。
桜を散らす風ににのって運ばれたハッサクの匂いは、まだちょっチ早い初夏の香りを思わせました。
でもハッサクって香りはいいけど、他の夏ミカンやネーブルに比べると酸味が強く苦味もあって食べにくいんですよね。
でもそういう時はとっておきの食べ方が。
いえ、そんな大げさなものではないんですが。
ひたすら皮を剥いて中の果肉だけをガラスの容器に入れます。
1つ分とは言わず、3〜4つぐらい頑張って剥きます。
で、上から薄くお砂糖をまぶしておいて、冷蔵庫で冷やします。
上にかけたお砂糖が溶けたら軽くかき混ぜて食す。
これがもうホントに美味し!!
ただこれ準備がちょっチめんどいんですが。
ま、そう言う人は誰か自分の為に剥いてくれる人探してください、ってとこですよね。
私はんなもん見つけるくらいなら一人でいいです、ってなんかハッサクから話が暗い方へって何で?
だから貴方にはお友達ができないのですよ、と言ってた小学校の時の担任の顔が浮かびました。
ん、何か不幸があったか、亡くなったのか?
ま、どっちでもいいですが。
でもこのハッサク試しに1つ食べたのですが、とっても甘かったのです。
ホントにハッサク??って思うくらいに。
たぶん高野フルーツパーラーで売っているのより甘い、と思う。
食べたことないから分からないけど。
その前に高野で売っているかも知らないけど。
それにしてもハッサクって漢字で書くと八朔。
つまり旧暦ですが、8月1日頃採れたのでこんな名前なのだとか。
季節感無い世の中と言うのは、こうした言葉の意味すらも一緒に忘れ去られてしまうのでしょうね。
でも美味しいものはいつだって“今”食べたいのですから…と言い訳しつつ、もう一つハッサクを剥くのでありました。