誰にも消せない心の灯火があるのなら

 この時期にしては珍しく寒くて長い雨。
 ここまで来ると春雨、なんて感じではありませんね。
 
 真実の女神を語源とするオリンピックを中国で開催することに各国で抗議行動がニュースを騒がせています。
 もっとも、それにふさわしい国ってじゃあどこなの?って逆ギレされて聞かれても分かりませんが。
 少なくとも東京ではありませんね。無理でしょ。
 ウソかホントか知りませんが東京でオリンピックやろなんて騒いでいる人がいるらしいのですが。
 
 ロンドンでの抗議活動も映っていました。
 こんなに混乱してたら当日はバスもチューブも大変だったでしょうね。
 でもその場に居られなかったのが少し残念でもありますが。
 
 でもあの聖火リレーなんてものがそんなに大切なんですかね?
 抗議する方も、それを阻止する方も本来の目的忘れて聖火にばかり目を向けているみたいで。
 いっそのこと、消されても、それが暴力によるものならば、何度でも再燃し、決して途絶えることなく繋ぐぐらいのこと示せばいいのにさ。
 聖火なんて消えたところで、何がどうなるというのでしょうね。
 
 
 初日と二回目の授業を無事に、かどうかは分かりませんが終えました。
 私が担当しているのは、二年目に入った中級クラスの人たちです。
 2クラス教えていますが、クラスが違えばここまで違うのかと思うくらい特色のあるクラスです。
 楽しんでやっていますが、忘れていけないのは、学習者は先生を選ぶことが出来ないと言うことです。
 お金を払って勉強するのですから、私みたいな新人よりも、経験豊かでベテランの先生に教わりたいと思う子もいることでしょう。
 その事を忘れずに一回一回の授業を大切にしていきたいです。
 もう、お金をもらっている以上、今までのような甘えは許されませんし、求められる事以上の成果を出すのが実務というものなんですから。
 準備を入念にしなければ。

 そして、大変さの中、それを成し遂げることで得られる達成感を常に意識させ、モチベーションを下げずにいかないと、たちまち授業が退屈になりますから。
 自身、散々経験して分かっているのですから。
 詰まらない、さぼりたくなる退屈な授業とはどんなものかを。
 そんな授業を自分がしたら、私も、昔の私があんなに嫌っていた大人と同じものに成り下がってしまうのですから。
 
 にしても、やっぱ楽しい。
 漢字の指導で、何度も書き取りの練習をしそろそろ休憩かな?と言う時でした。
 「じゃ、休憩…の前に、書き取りのテストします。出来た人から休みね」
 勿論、テキスト、ノートは閉じさせ、プリントも裏返しにさせました。
 
 皆からは、思った通り、EEえええ!!!という声。
 でもぉ、そんな反応に、実は、何かちょっぴり気持ちいいものがあったかも、なのです。
 アウアウアウ(汗)
 
 なんちてね。
 嘘です。
 冗談ですからね。