快感
午後から急に暗くなり、こりゃ来るかな?と思う間もなくしとしと雨。
傘もいらないような小雨と言って差し支えない程度のものですが、急に冷え込みが強くなりました。
まるで降るものすべてを凍りつかせるかのように。
こんな雨の中東京の夜景を撮りたいと出かけている人もいますから。
風邪ひかなければいいのですが…。
電車に乗ってて目立つあの車内吊り広告。
今タイムリーな話題の食品偽装についてずいぶん悪し様に書かれていて。
まぁ雑誌で語られるようなことはノンフィクションでしょうし、(本当のことを伝えるのではなく、暇つぶしの面白いネタを提供しているのですから。)
ま、広告とはそれを求める人間がいるからこそあるわけなので、広告を批判しても仕方ないと分かっていてもやっぱり嫌なものです。
嫌なら見なければいいだけの話であったとしても。
ふと以前誰かの言っていた言葉を思い出しました。
「週刊誌の作り方知ってるかい?強きをけなし弱きをわらう。
勝者のアラさがしで庶民の嫉妬心をやわらげ、敗者の弱点をついて大衆にささやかな優越感を与える。
これが日本人の快感原則にいちばん合うんだな」
「卑しい国民だ」
「だから独裁者も革命家も出現しないんだよ。いい国じゃないかまったく」
これを語っていたのはもう大分前のこと。
つまりはその当時から日本人って変わっていないということなんでしょうね。