捨てたつもりが、実は捨てられていたんだよん
スーパーにお買いもの行ってきました。
ロンドンではずっと車の運転をしていなかったので、感覚取り戻すのも兼ねて。
駐車場に車置いて、さて、いざ出かけようとしたらすぐ近くの車の中に子供が二人でお留守番していました。
海外ではこういうのって法律に反しますし、第一危険過ぎます。
ま、それだけこの国が安全ということなのでしょうね。
というよりも、毎日これだけの犯罪ニュースが報道されていても、自分や自分の家族は大丈夫、被害に遭うのは全然遠い所の知らない人であり、ニュースの内容は下手なシナリオのように思っているのでしょうね。
危機管理の無さと批判されますが、必要性を迫られないことに人は真剣に取り組むわけないし。
でも子供はそんなアホな親でも、その親の下で当分は生きていかなければならないんですから。
ま、真夏の車中に置いていくわけでもないし、直ぐに戻るつもりなのでしょう。
で、しばらく行くと今度は本当に驚きました。
後部座席にじっとおばあちゃんが座っていたのです。
別に珍しい光景ではないのかもしれませんが、背中が寒くなるような感覚に襲われました。
因果応報。
嘘臭さや、もっともらしさ、わざとらしさからの言葉あふれるこの世界で結構真実味を帯びている言葉です。
自分がしたことはいずれ還ってくる。
いえ今の自分の置かれている状況は自分の為してきたことの結果に過ぎない。
であれば何かを置いていくものはいずれ置いてかれ、捨てたらいずれは捨てられるってこと。
ちと寂しい考えかな?
それとも今がなんともいえず寒い時代なのかもです。