選択問題
荷物と部屋の整理にてんてこまい。
何を持ち帰り、何を置いていくのか、置いていくとしたらどう処分するのか、やらなければいけない事沢山あるのに、どうも私はぎりぎりまで追い詰められて、追い詰められて…というところまで行かないと行動しないタイプ。
破滅嗜好じゃないかといわれてました。
追い詰められてそこからどう行くか、すっ転ぶか、それを楽しんでいるのは事実ですが、まリスカしたりODするよりはいいじゃんね。
こうして物が一つまた一つと無くなっていく部屋を見ているとここを去るんだなという思いが否が応でも強くなってきます。
明後日には私の部屋を見に不動産屋さんと一緒に誰か訪ねてくるっていうし。
うーん、中々どうしてこう、なんだかさ、やけに切ないじゃん、なんてわざわざ声にしてみればランドロードに心配されました。
誰と話しているんだ??ですと。
台所用品も減っていってもう料理もしない有様。
ま、自分用に作るくらいならテイクアウェイでもした方がいいしね。
さて、ラストスパートかけるにはちょっチ早いけど、そろそろそれに供えてのストレッチ、もしくはウォーミングアップかな。
あーあいっそのことテロでも起きて戒厳令でも出て空港封鎖にでもならんかな、なんて物騒な度し難いほど救い難いこと考えながらパッキングしています。
友人がとある選択を前に悩んでいるそうです。
誰かの言葉ですが、
人生は絶え間なく連続した問題集
揃って複雑 選択肢は酷薄 加えて制限時間まである
一番最低なのは夢みたいな解法待って何ひとつ選ばない事
オロオロしてる間に全部おじゃん
……選ばなアカンねや!!
選んだ答えに後悔し、でもえらく後になって振り返ってみれば、あれはあれでそれ程悪くはなかったかも、とも思えたり。
良かれと思って選んだ答えにいまだに苦い思いをさせられたり。
でも自分で選んだ答えだからと言い聞かせてまた次の選択問題に取り掛かるんですけど。
友人に対し私なんぞ何が出来るか今はまだ分からないけど、でもこれだけは確実に分かります。 それは例え、どちらを選んでも、そっちを選んで正解だったじゃんって言えるということです。
もし次に会えるとしたらもう答えを出しているはずですから。
友人の才能なのか、そんな言葉で片付けたら失礼なのか分かりませんが、正解を選ぶのではなく、選んだ道を自分にとっての正解にしてしまうパワーの持ち主ですから。
ホントに、いとも簡単そうにそーゆーことやってのけてしまう人ですから。
ま、私には分からない苦しみいっぱい抱えているはずなのに、そんな事おくびにも出さずにね。
に比べて私と来たら…
そもそも生まれてこの方、一度も苦労なんてものしたこと無いんですから。
も少し悩んだ方がいいんですけどね、色んな事に。