わんぱくでも良い、たくましく

 前の学校で一緒だった友人に子供が産まれたので、今日見に行ってきました。
 友人と会うのは本当に久し振りです。
 Angel駅からバスで20分ほどの所に住んでいるのですが、行くのは初めてです。
 バス停で待っていたら友人がベビーカーを押して迎えに来てくれました。
 その姿はもう、本当に『お母さん』だなぁといったところです。
 人は子供を産み、育てることで母親へとなっていくのかもと言うのを実感しました。
 ベビーカーの中であどけない表情の男の子の赤ちゃん。
 日本と英国のハーフですが、髪の色は赤茶色、瞳の色はダークブラウン、そして白目の部分がやや薄く青みがかっていてなんだか言われなければハーフとは気付かないかもなのです。
 でもそれ以上に驚いたのが兎に角でかい!!
 本当にまだ4ヶ月なの??と思うくらい。
 体重は7kg。産まれた時は4kgだったそうですから。
 私よりも小柄な友人から、どうやてこんな大きい子が産まれたのでしょう?
 人間の身体って神秘的です。
 お陰で抱っこするのも大変だとか。
 近くのカフェに入ってお互いの近況を話しました。
 今住んでいるエリアは色々な国籍の人が集まっていて、しかも家族連れが多いですから、日本人だからといって珍しがれれることもないですし、ベビーカーままでも入れるカフェ等が多いですし、直ぐ近くには公園があり、便利でいい場所だと言っていました。、
 確かに周囲を見ますとベビーカーを押した母親が多いですし、外ではそんなお母さん達がお茶しながらおしゃべりを楽しんでいました。
 私なんかには分かりませんが切実な問題なのでしょうね。
 赤ん坊を抱かせてもらったのですが、確かに重かったです。
 ま、友人が言うには、太っている分にはいいとのこと。
 元気に大きく育ってくれればねって。やっぱり母親ですね。
 友人は大きくなったら野球をやって欲しいんですって。子供とキャッチボールをするのが夢だとか。
 でも父親の方は一緒にサッカーをと考えているらしいのです。
 ま、英国と日本がでていますね。
 ただこちらで野球をというのは確かに難しいですけど。
 兎に角いまは試行錯誤の連続。
 色々な人が色々と言ったり、本やテレビでも育児に関することがあると観ているらしいのですが、一体どれがいいのかと思うくらいだとか。
 ま、確かに正しい子供の育て方なんてあるわけではないですし、同じ様に育てても全ての子が同じように育つとは限りません。
 いい環境を、なんていっても、何がいいのかなんてそれぞれ違うのでしょうし。
 案外環境による育児への影響って思ったほどでもないのかもしれませんね。
 だって、それって逆を言ってしまえば環境さえ整えれば、その通りに子供が育つって言っているわけですから。
 それ程浅いものでもないのでしょう。
 …私が言うのもナンナンですが。
 私が言えるのは兎に角もう元気で、元気でいてね、といったことだけです。