時の重み

cashcard2007-10-02

 気付けば既に10月。
 カレンダーは後三枚ですが、私の場合は後二枚といったところでしょうか。
 ビザの有効期限が11月までなので。
 その後の予定は未だに未定で今日も就活に駆けずり回ってはおりますが、はてさてどうなるものやら。
 でも、ちゃっかり楽しむ事は忘れてないのですが。
 というかむしろ楽しむ合間に就活って逆になってないかい??
 と言いつつ今日は大英博物館
 多分学校行くよりもここに来ている回数の方が多いいかもしれませんが、何度来ても新鮮な驚きと発見で満ち溢れています。
 特に今はエキシビジョンで『兵馬俑』を見ることが出来るのです。
 日本にいたとき見られなかったですし、中国に行ったときも見なかったものを、遠く離れた英国で見られるとは。
 それにしても、大英博物館のその博物館魂はまさに驚愕。
 わざわざ中国から運んできて展示してしまうのですから。
 イギリス人の世界の歴史や文化への関心の高さと言うものがわかります。
 でもこのエキシビジョン、実は有料なのです。
 ま、博物館への入場がタダなのですから、文句言えませんが。
 ま、払うのは問題ないのですが、随分と人気があるらしく、入場券が買えないのです。人数制限しているみたいで今日の分は売り切れ。 
 これは当分続きそうです。
 で兵馬俑は次の機会にすることにして、私はいつも行くお気に入りの場所に。
 
 どこぞの貴族のお屋敷の様な雰囲気のこの展示スペースが結構気に入っています。
 そしてもう一つ。
 この場所では博物館に収められている展示物のいくつかを実際に手に触れることが出来るのです。
 普段は頑丈なガラスケースの中にあるものを見ることしか出来ませんから、実際に手にとってその重みを感じることが出来るというのはとても貴重な経験です。
 学芸員の方が色々と説明して下さるのですが、それも英語のリスニングの勉強になりますし。
 今日手にとって見たのはこれです。
 
 なんとミイラに使われていた布なのだそうです。約3000年前のものだそうです。
 他にも35万年前の石器や、200万年前に生息していたアンモナイトの化石などもありました。
 勿論全て触らせてもらえました。
 
 これらの物が今私の手の中に辿り着くまで、どの様なの経緯があったのか、想像しただけで気が遠くなりそうです。
 それに比べて私の生きてきた時間なんてホントに些細なものなのでしょう。
 でもってその些細な時間の中で抱えている心配事や悩みなんて、ま、うわぁ!ちッサーいって感じですよね。
 そうそう、もし私が謎の怪死を遂げたら、それはエジプトに古来から伝わるミイラの呪いだと思ってくださいね。