止められない、止められない

 友人が日本に一時帰国したり、また日本から知り合いが来る時に必ず頼むものの一つに『フリスク』があります。
 何故だか分かりませんが、ロンドンでフリスクって何処探しても売っていないのです。
 表示シールに原産国オランダと明記されているのですから、日本よりもずっと近いここイギリスにあってもおかしくないのに。
 ロンドンでよく見かけるのはメントスとチクタック。日本でもCM流れるくらい有名ですからね。
 でもこれらは私には甘すぎて。
 やはりフリスクが一粒あたりの大きさといい、甘み、ミントの強さといい丁度いいのです。
 ちなみにフランスとベルギーでは売っていたのですが、ケースが日本で売られているものと少し違っていました。
 一度食べだすと本当に止められなくって。特にレポートやっている時などは気付いたら1〜2ケース空にしてしまったこともあって。
 ああ、貴重なフリスクを…。
 でも一度にナン粒も平気で食べてしまうのですが。
 特に激辛のものを食べた後、まだ口の中の火照りが消えないうちにフリスクを一度に5,6粒放り込んだりするの、実は好きなんです。
 周囲からはアホか、って言われてますが。
 でも止められにゃい。
 私が頼んでいるフリスクは濃いブルーのペパーミント味のみなのですが、噂では更にミントの強いブラックもあるのだとか。
 ロンドンでもフリスク市場の自由化してくれないかな。