歯痛
海外で病気にかかるほど不安なことはありません。
そのなかで一番かかりたくないのは歯に関するものでしょう。
風邪や頭痛、腹痛なら薬を飲んで休めば、良くなるかもしれませんが、歯痛に関してはそうはいきません。
治す薬はありませんし、放っておいても悪くなるばかりで良くなる事はまずないのですから。
ただ歯医者というのは中々行きたくないもの。
早めに行けばどうって事ないのに、まだ大したことないからとか、我慢できなくも無いからと先送りしてしまい、痛みがどうにも辛くなってから行くと、大抵手遅れなんですけど。
友人二人が歯の痛みに苦しんでいる最中です。
一人は7月の終わりに日本へ一時帰国するのでそのときに治してくるとか。
もう一人の友人はどうしようかと思案中。
もうこの痛みを止められるなら歯を抜いたって構わないと思うくらいのとこにいるのだとか。
英国で歯の治療を受けるには大きく分けて二通り。
NHSという国でやっている歯医者か、専門医のところへ行くか。
NHSへ行けば無料で治療を受けられます。
驚いたことに私の様なこの国では外国人であったとしても。
専門医のところですとより高度な治療を受けられますが値段が半端ではありません。
因みに友人の治療には£2000かかるとか。
歯科医の技術に関してはロンドンよりも日本の方が確かというイメージありましたが、それって実は間違いなのだとか。
技術だけを見るなら日本と同じかやや進んでいると言ってもいいくらいらしいのです。
ただそういった治療を受けるにはお金がかかるというだけの話なのですが。
二極化ですね。
分かりやすいと言えばそれまでですが、ナンだかね…。
友人の方は、取り合えず今は、これ以上の悪化を防ぐ薬を飲んでいるらしいです。
完治はしないまでも痛みはなくなるのですから。
で、いずれ日本へ戻った時に治療するとのこと。
私にとっても人事ではありません。