教習 付け足しました。
サタデークラブに向う途中で誰かに呼ばれました。
振り返ってみると、クラブによく参加している子供のパパさんでした。
ヘルメットを着けて自転車に乗り、蛍光カラーのベストを着ていました。
そのベストの胸にはトレーナーの文字が。
何をしているって聞いたら、自転車の乗り方のコーチをしているのだとか。
周りを見ると40代ぐらいの黒人の女性と、20代ぐらいの白人の男性がフラフラしながら自転車にまたがっていました。
サタデークラブの行われるグリニッジヘリテージセンターのある場所は真っ直ぐで広い道がある上に、一般車両は通行禁止になっていますので、自転車の練習をするにはもってこいというわけです。
しかし大人向けの自転車教習があるとは英国らしいといえばらしいのですが。
女性のほうは引きつった笑顔を浮かべつつ必死にハンドルを握っていました。
その横でトレーナーのパパさんが色々と言葉かけていましたが、あの様子では多分届いてないでしょうね、きっと。
男性の方はずっと練習しているから股間が痛いと、休憩していました。
初めて自転車に乗れたときのあの嬉しさ、多分もうすぐ味わうのでしょうね。
でも日本では考えられないかも。
やっぱりお国柄の‘恥ずかしい’という感情の方が強いでしょうから。
やるとしても、こっそり誰も見ていないところででしょうね。
クラブが終わって帰る時もまだ教習はやっていました。
2時間弱で大分上達したみたいで女性の方は自転車に乗りながら、気付いた私に手を振ってくれました。そしたらまたフラフラ運転になってしまって。
コーチがいいから皆すぐにこの爽やかな夏のロンドンを自転車で走ることが出来るでしょうね。
私も自転車が欲しくなってしまいました。
公園なんかをサイクリング出来たらきっと気持ち良いでしょうから。
また散歩とは違った良さがありますからね。