苺の季節

 スーパーやマーケットで最もよく買うフルーツといえばマスカットかグレープフルーツでした。
 特にマスカットは種も無く皮ごと食べる事が出来、しかもほぼはずれを引いた事ないくらいに、どれも甘く美味しいので安売りをしているときなどは良く買っています。
 多分ここロンドンで一番多く食べているかも。
 で、逆に避けているのが苺。
 食べたのは渡英した当初と、ウインブルドンへテニスを観にいった時くらいかな?
 色は綺麗で、大きくて形も良いのですが、一口食べておやや??といった感じなのです。
 味が無い。
 アイスやヨーグルト、クリーム、コンデンスミルクなどの付け合せにしかならないのでは??と思うくらい淡白なのです。
 の割には値段はそうそうお安くは無いし。
 ま、見た目に9割のプライスと思っていました。
 日本のように品種改良というものにはそれほど熱心ではないみたいです。
 ワインの原料になる葡萄と違って、見た目さえ良ければ何とかなるなるって思っているのかもしれません。
 で、ずっと苺は食べなかったのですが、つい最近知りました。
 ロンドンにも美味しい苺があることを。
 フィンチリーロードの駅の入り口付近で出している露店でです。
 
 色や大きさ、形だったらこのくらいのものは良く見かけるのですが、さらに甘くてとても美味しいかったのです。
 茎が長めに付いているのは、どんなに大きな口を開けても、一口では頬張りきれないからでしょう。
 
 こんなに大きいのですから。