値上げ

 英国は現在好景気とのこと。
 あくまで英国であってモチロンただ住んでいるだけの私めには無縁なことではありますが。
 それどころか私の様な外国人にはホントに大変。
 というのも円安£高が続き、これがちっとも好転する気配を見せないのですから。
 
 ま、これに関しては、こちらで稼いで、こちらのレートでお給料をもらえばいいのですが。
 ポンドで稼いで円で使えば良いのかもしれませんが、そうは世の中上手くいかないみたいで。
 円を£に替えるときと、£を円に替える時ではレートが違いますから、どちらいしても消費者の立場である限り損し続けるわけなのですね。
 ま、それはともかく。
 好景気で困るのは物価が平気で上がること。
 兎に角高くなりました。
 来た当初からタダでさえ物価が高いここロンドン。
 地下鉄は初乗り約1000円近くなのも驚きなのに(現金の場合。オイスターカードを使用すればもう少し安い。)まだまだこれから数年かけて値上げするつもりなのですから。
 そして近所のレンタルビデオ店も3本レンタルで1週間、£5(これとて1,200円ちょっチ高いでしょ)だったのが£7になったんです。
 一気に500円近くの値上げ。
 もう信じられないです。
 せめて図書館の貸し出しDVDは現状維持でいて欲しいのですが。

 考えてみれば日本も好景気に浮かれてた時代がありましたが、やはりそのときも大変だった人はいたのでしょうね。自分さえ良ければ他に大変な人がいても構わない、なんて考え方の付けが今来ているのかもなのです。
 因果応報、この摂理からは誰にでも当てはまることのなのでしょうね。
 
 ま、無ければ無いなりにやっていけばいいのですから。
 お財布に見合った生活をすればいいわけです。
 それでも充分楽しめるのですし。
 
 お金の量や物質量で幸せを量るのはアメリカ人だけでいいのですから。