プロと素人の違い

 昨夜友人に会ったきました。
 彼女は現在『ル・コルドン・ブルー』というフランス料理のの専門学校へ行っています。
 その手の学校の中ではレベルも値段も超一流らしくここを出たという免状
さえあれば結構どこのレストランでも通用するとか。
 
 もともと料理が好きで日本料理の調理師免許は持っている彼女。
もちろん料理のレベルは高いのですが
そんな彼女が言うには、あの学校の生徒には2種類。
 上手な人間か、ものすごく上手な人間のどちらかだとか。
 ま上手くて当たり前な所から始めているというのだからすごい。

 昨日彼女の作ったものを食べさせてもらったのですが美味しくってびっくりしました。
 なんで学校に行く必要があるのかと思うくらいに。
 ま、そのまんま店に出してもいいレベルです。むしろこれだけの料理を作る
店ってそうそう無いだろうと思えるくらいに。
 バターライスの上に仔牛のクリーム煮でした。
 採算度外視で作ってるからかもしれませんが本当に美味しかったです。
 私も料理はしますが彼女の作ったものを見たら料理なんて呼んではいけないなというレベル
ですから。
 プロと素人の違いを垣間見たような気がします。
 一口でああ、これこそ料理なんだなって言葉を使わずに納得させるのですから。

 で、スターバックスで彼女の料理を食べながら色々と話をしました。
 ま、食べてたのは私だけで彼女のほうは朝からバターとクリームの匂いに包まれてて
とても食欲無かったらしいので。
 クラスで日本人は彼女一人なので中々に友達が出来ないことで、何となく
アジアはアジアで固まってしまうねなんて言ってました。
 韓国人の子と一緒にいることが多いのだとか。
 中々に欧州人のいる中に入っていくのは気が引けるらしいのです。
 英語を話すだけならバリバリ堪能な彼女をもってしても見えない人種間の
壁ってあるんだなと思いました。
 でも共通とするもの料理ですが、それを通じてこれから時間かけて作ってくのかもよ
なんて言ってみたりしました。
 彼女にというよりも自分に言った言葉かな?これは。