12月10日 土曜日 路上駐車の車が一斉に真っ白に凍ってて
 学校の文献室へ行くと日本の新聞が読めますので今日は学校があったわけではないのですが行ってみました。
 とは言っても文献室にあるので一番新しい日付は12月4日となっているのですが。
 一面には悲惨なニュースが掲載されていました。
 事件そのものの事でどうこう言うつもりは無いのですが私が気になったのは
その下に出ていた記事なのです。
 どうすれば子供を守れるのか分からない。
 目が点になりました。
 本気でこんな事を書いているのだろうかと疑問になりました。
 でも読んでいくと更にすごいことが。
 保護者が学校に子供が無事帰れるように守って欲しいとの要求に
学校側が人数が足りないから出来ませんと答えているのです。
 いや、そういう問題ではないでしょう。
 学校にいる間は兎も角学校を出たら親が責任を持たなくてどうするというのでしょう。
 親が子供を守らないでどうするのでしょう。
 子供にしてみたら自分の親が子供をどう守ればいいのか分からない、
学校は何もしてくれないし、なんて聞いたらどう思うのでしょう。
 子供が子供でいられなくさせてしまっているのですね、日本は。
 最近の子供はとか、子供が怖いなんて言ってますがそうさせてしまっている
一番の原因はそういった言動にあるのでは?とつい思ってしまうのです。
 子供が子供らしくいたら身が危ない、親を始め教師や周りの大人は守ってくれない
となれば子供が子供でいられなくなるのは当然でしょう。
 背伸びして無理してでも大人の真似をせざるを得ないでしょう。
 たった一言どんな事があってもあなたは私が守るからという一言とそれを貫き通す事さえ出来ればいいのに。
 どうしてそれが出来ないのでしょう。
 学校の送り迎えをしたり。
 共働きだから出来ないとありました。
 子供を死なせてもそう言えるのでしょうか?
 ロンドンでは親が必ず送り迎えをしていますしそれが出来ないのであれば学童保育のシステムがあります。
 子供を守れない社会なんてあっていいはずがないんです。
 分かりそうなんですが、それとも私の方がずれてきているのかなと時々心配になったりするのですが。
 新聞に子供をどう守っていいか分からないなんて書いてあるのはきっと日本くらいでしょうね。この国にから本当に大人がいなくなってしまうのではないのかと少し新聞記事を読んでて不安になりました。