11月17日 木曜日 凍ったような銀月の光が街にふりそそいでいて
 今日は日本語教室の日でしたので学校が終わった後サウスケンジントンにあるインペリアルカレッジへ向かいました。
 歩いていて今日から本当に冬が始まったなぁと思いました。
 昨日までは確かに秋が何処かにあったように思えましたがそんな周りの風景も冬景色となっています。風の冷たさも空気も街の灯りも違って見えます。
 駅を出てカレッジまで向かう途中にある街路樹がライトアップされていました。
 クリスマスツリーのように綺麗でつい寄り道してみたら樹に囲まれるようにして
特設のスケートリンクが出来ていたのです。
 音楽がかかっていて一組のカップルがフィギュアスケートをしていました。
 とても幻想的な光景した。
 ふと見回すといつの間にか私の周りにも沢山人が集まってきていてしばし寒さを忘れて円舞に見入っていました。
 スケートなんてもう何年もしていないかも。
 冬の寒さが嫌になる時もありますがどんなものでもその手の中には素晴らしい贈り物を持っているのかもしれません。
 箱を開けるときの気持ちっていうのはいくつになってもやはり変わらないです。
 今年のクリスマスカードは何にしようかなって考えながらカレッジへ向かいました。
 今年はいつもの年よりほんの少しだけ冬が好きになれそうです。