10月12日 水曜日 曇りのち雨 気温 19度
 午後からの雨が暗くなってからも止まず。
 通り雨であることが多いこのロンドンでは珍しいことでしたが、こうして一雨ごとに寒くなっていき冬を迎えようとしているのかもしれません。
 季節の折り節目というものに兎角日本人は反応しやすいものです。
 こちらでは季節を表す言葉はあってもその間を表現する言葉が少なくて辞書と格闘中。
 言ってみたところでそんな表現する人いないって言われたらそれまでですからね。
 今日のような雨を日本では時雨といいますがそれに当たる言葉も無いですし、小さい秋見つけたと言ったところでなら大きい秋ってなに?って聞かれそうですし、すっかり秋めいてきましたと言いたくてもなんと言えばいいのやら。
 旬のものという言い方も伝えにくい言葉です。つまり今が食べごろの物と言っても中々に通じないのは季節感と言う物を次第に失いつつある日本でも言える事なのかもですが。
 初物を走りと言いますが走ると言う意味ですとrunになってしまい余計に混乱を起こしそうですし。
 といいますかこの場合は直訳すればいいと言うものではないという事なのですが。
 季節はずれのなんていう言葉も訳しにくい言葉ではないでしょうか?
 実際翻訳をされている方に聞いてみたいです。