10月4日 火曜日 曇り後晴れ 気温22度
 学校へはバスで通っていますが学校の前まで乗っていくよりも途中で降りて歩いていく方が早く着きますので雨の日以外は近道を使っています。 


 
 人しか通れない狭い道ですが季節の移り変わりを静かに伝えてくれるのでお気に入りの通学路なのです。
 でも注意していないとリスがドングリを落としていったりなんて事もあるのですが。
 
 ちょっチ怖いリスになってしまいました。
 落ち葉の上を歩く時の音や枯葉が風に舞う音に耳を傾けると不思議と心が穏やかになっていきます。
 日本にいる時は考えたことも無かったのですけどね。
 巡るめく季節があるというのは本当にいいものです。
 今思えば日本にいる間は随分勿体無いことしたものです。

 私は脳と言う物に関して重大な勘違いをしていました。
 脳は既にシステムとしては完成されていれ歳とともに後は衰えていくのかと思っていたのですが違うのだそうです。
 衰えていくのはあくまでも記憶力であってそれは20代がピークらしいのですが。
 考える力というのは30代から急激に伸び始め40代50代になってもずっと成長をつづけるのだそうです。
 驚きました。
 つまり普段から如何に合脳的(ごうのうてき)に生きるのかが大切なのです、とのこと。
 脳は完成されたシステムなのではなく何かを強く思えばそのことを成す為の仕組みを創る、それが本来の役割の一つなのだとか。
 脳細胞は色々な記憶を抱えてありますがそれは普段は一つ一つがバラバラなんですって。
 で、何かを思うことでそれに必要な記憶を持つ脳細胞が繋がって成す為のシステムを創っていく。
 つまり強く思うことで今まで思いつかなかったようなアイデアが閃いたり誰も考え付かなかったような事が浮かぶのです、諦めさえしなければ。
 諦めてしまったらそこで脳は考えることを止めてしまうのでそれ以上は決して前へ進めないのです。
 よく強く最後まで諦めずに思い続ければ願いはかなうと聞きましたが、昔から人は誰に教えられることなくこの脳の働きを知っていたのかもなのです。
 断片的な知識しかありませんからどこか足りないところや違うところあるかもしれませんが。
 本当に大切なのですね、思うということは。
 思うだけではどうにもならない事がいっぱいあると言う人もいるでしょう。
 でも思うことが出来ないのであればどうにかすることなんて絶対に出来るはずないのです。
 普通は、世の中なんてものは、人間なんて、社会なんてとどれ一つ取っても一人の人間が語れるものなんてたかが知れているのについ諦める理由を探してこんな言葉に逃げてしまっている自分がいました。
 でも脳のこと知ったお陰できっつい事これからも沢山あるでしょうが何だか違った気持ちで向かい合えそうです。
 それが分かっただけでもいいかなってね。