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10月2日 日曜日 晴れ 気温 21度
早いものでもう10月。
このままあっという間に今年も終わり一年も終わり、でもちっとも英語は話せるようにならずだったらどうしよう…なんて私が思える人間だったらもう少し上達しているのかな?
兎に角いまは何もかもが楽しく日々発見の連続ですから。
知れば知るほど面白いですし、この国やこの国の人達は。
気付けばコンビニエンスストアが無いことにもそれ程不便を感じなくなってきましたし。
着たばかりの時はセブンイレブンがあったらなぁと思う時が多々ありました。
日本も英語教育は早い段階、子供のうちから始めた方が良い
と言ったのは英語教材のセールスマンではありません。
渡英して暫らく経った頃にロンドン大学で行われたとある学会で聞いた話です。
なんでも、これからの時代はバイリンガルでなければ世界から取り残される、人間性豊かに、国際時代に備えて英語教育の見直しを、そもそも世界中みても殆どの国の人はバイリンガルでモノリンガルの国は日本を始めごく少数なのだから、とか。
まあ他にも色々と言っていましたが。
おかしな話です。
バイリンガルの人間がモノリンガルの人間よりも人間性が豊かなんてどうやって決めるのでしょう。
語学を習得するのは何かを為すための手段であり、目的では無いはずです。
バイリンガルになりたくて語学を習得する人なんていないのですから。
第一世界の殆どはバイリンガルと言ってもその殆どの人達が生きていくために(経済的な理由や政治的な理由、戦争、紛争等で住む所を追われた人達)ならざるを得なかったという現状が分かっているのでしょうか。
又、バイリンガルと一口で括っていますが中には聞く事や話す事は出来ても読み書きは全く出来ないという人もいるのです。
学校に行くことが出来ずにずっと働いているような人達は。
そういったことが分かってて言っているのでしょうか?
私たち日本人は日本で学校の授業を日本語で受けることが出来ます。
でも他の国では必ずしもそうとは限りません。
例え公用語、その国の第一言語というものがあっても実際にそれを使う人が少ないせいで
学校の授業は英語で行っているという国もあるのです。
一つの国にいるのが一つの民族でほとんどの人が一つの言語を使っていられるというのは本当に凄いことであるはずなのに、その様な事をナントも思わずに言っているみたいでなんなんだしょね、この人達はという思いでした。
典型的な日本人の英語コンプレックをそのまま持って海を渡ってきたみたいな人達でした。
こういう人達が日本の英語教育を決めるのですからね。
教師と上司は選ぶことが出来ない。
でも学びたければいつでもどこからでも始められるはず。
どんな事にも遅いということは無いのですから。
そのことについては又の機会に書いてみます。