9月20日 火曜日 晴れ 気温 20度
 年に一度、ロンドン市内にある普段は入ることの出来ない建物の中を自由に見学できるというイベントがありましてそれへ行ってきました。
 『オープンハウス』というのだそうです。

テームズ河沿いを歩いていますとタワーブリッジの近くに総ガラス張りのビルがありしかも形が面白く四等分したオレンジのようなのです。
この建物がセントラルホール、つまりロンドン市庁舎とわかった時は驚きでした。
デザイン関係に興味のある方でしたらノーマン・フォスターという名前をご存知かも知れませんが彼のデザインによるものだそうです。(因みに私は知りませんが)
見学コースはまずエレベーターで屋上まで上がりそこから階段を使って降りてくるとい
うルートでした。
普段は見上げることしか出来ないタワーブリッジをほぼ同じ高さから見るというのも中々新鮮なものでした。

ぐるっと一周を見渡すことは出来ませんがセントラルの密集地帯と開発が進んでいる地域を一望することが出来、これからこの街がどう変わっていくのかなと、そしてその答えを知る時私は何処で何をしているのでしょうね、なんて自分に問うてみたりもして。
 今見ている風景もあっという間に見慣れない新鮮なものへと変わっていくのだろうと思ってしっかりと目に焼き付けてきました。
 この国では古いもの歴史あるものは確かに大切にされています。でも人からも歴史からもつまり時の流れからも忘れ去られて放置されている場所も確かに存在するのです。


 下りは階段を使うのですがこの階段も本当に面白い形をしていました。

 楽しい場所と思いましたが毎日使っている人にはそうでもないのかも知れませんね。
 ましてやお役所ですからわるーい人達が一杯集まって悪巧みしているのかも
 イメージだけでも良くしようとこの様なデザインンにしたのでは?というのはちょっチ言いすぎかもなのですが。