クリスマス
学校も授業が終わって生徒にしてみれば待ちに待った冬休みの始まりです。
休みの期間が短いとはいえ、イベント目白押しですから、冬休みって言うのは。
そんな最後の授業ともなると、生徒に真面目に授業せい!!なんて言っても無理な話です。
ま、私とて同じ立場だったら授業何かそっちのけでしょう。
むしろ学校に来るだけでも偉いかなって、教師がそんな考えではダメですね。
作文の授業があったんですがその内容にちなんだものを皆にプレゼントしました。
いえ、生徒にはよく書けた作文には、なんかプレゼントを考えようって言ったんです。
そしたら皆一生懸命書いてくれたので、こりゃ誰か一人を選ぶわけにはいかんなって思いました。
ま、それで生徒の作文を読んで、それにちなんだものを、添削した作文と一緒に渡したんです。
私にしてみれば、そんなに大したものでは無かったので、貰ってもそんなに嬉しくは無いだろうなぁって思っていたんですが、生徒たちはこちらがびっくりするくらい、大喜びをしてくれました。
教師に対するリップサービスでは無く(今更そんなことする意味無いし)、本心からね。
この学校にきて一番嬉しかったことです、とか日本人を見直しました(…今までどんな目で見てたのかな?)とか。
いや、嬉しかったですね、本当に。
でもきちんと言いました。
皆が一生懸命に作文を書いてくれたから、それに答えたんだよっと。(うわっはぁ〜エラソー)
と言いつつ作文書いてこなかった生徒にも用意したんですけどね。
サンタみたいと言われたけど、ま、本物のサンタさんからはも少しいいもん貰えるといいね。
みないい子たちですから。
サンタがいる、いない、なんて議論、流石にこの歳になって出来ませんが、誰でも誰かのサンタになれるって言うのは強ちウソではありませんね。
ま、私が生徒たちのサンタになったなんて恥ずかしいこと言うつもりは、毛頭ありませんが、クリスマスの時ふと誰かの喜ぶ顔がみたくなったり、無意味に無駄に人に優しくなろうとしたり、いつもとは違う気分になるのはきっとサンタ心というかサンタ魂がふわっと通り過ぎるからかもね。
クリスマス映画によくある、あれっす。
普段は嫌われ者だけど、クリスマスはひょんなことから優しい人に思わずなってしまったっていう。
ま、クリスマスって周りが楽しんでるものだから、つい一人になると寂しくなっちゃって、自殺する人が多いらしいのだけど、
いっそのこと自分がサンタになっちゃえばいいのにね。
今見たく登録商標問題がどーこーなんて言う人いないんだから、多分。
で、そうこうしているうちに、人を楽しませているうちに、自分もなんか楽しくなる、ってこともあるのかもしれなんいだからさ。