アマオト、雨音なのか天音なのか
あまりに暑いので部屋の窓は常に網戸のまま。
不思議なのは夜になると、どう考えても、網の目よりも大きい虫が光につられて部屋の中に入ってくることです。
君たちは一体どっからくるの?
今日も網戸にしていたら、外で葉っぱにぽつぽつと水滴があたる音が聞こえてきました。
雨なのかにゃと思っていたら、たちまちバケツの水をひっくり返したような激しい雨に。
一瞬世界中の音がが雨音によってかき消されたかのように、ざーっという音以外は何も聞こえませんでした。
外出している時にこの雨に出会っていたら、天をも呪いたくなっていたでしょうけど、今は幸い部屋にいますし。
雨の運ぶ涼しい風に当たりながら、久し振りに降った雨の音に耳を傾けていました。
雨音、確かに雨の降る音なのですが、今日ばっかりは、天からの恵みの音、天音ともいえるのではないでしょうか?
雨の音がこんなにも気持ちいいものだったなんてね。
これもあの蒸し暑い夏を過ごしていればこそ、なんでしょうね。
虹を見るには雨を我慢しなきゃね、って言ってたアーティストがいましたが、アマオトの聞き心地の良さを知るためには、暑さを知らなきゃ、特に日本の蒸し暑い夏をね、ってとこかな。
でも、連日の猛暑は流石にね…。