ミッキーマウス

cashcard2008-06-20

 夢の世界、ただし有料ですが、と言われる東京ディズニーランドに行ってきました。
 ま、生徒の引率で、ですが。
 舞浜駅に集合9時半なのですが、こういうときは時間を守る生徒とそうでない生徒の差が激しいです。
 指定時間よりも随分早く来ている子もいるけど、遅れてくる子はとことん遅い。
 それに普段の授業には平気で遅刻してくる子がなぜか今日は一番乗りだったというのが妙に笑えました。
 
 全員揃うまで待っていたら、先に来た子に悪いのでと、何人かを連れて先にゲートまで連れて行きました。
 それにしても今日は平日、しかもたまに小雨がぱらつくような天気なのに、なんでこんなにも人がいるのかな?って思うほど。
 あきらかに学校行事で参加じゃないだろうなっていう子連れの姿もちらほら。
 これほど老若男女関係なく集まるレジャー施設というのも他にないでしょうね。
 TDLそのものよりもそこへ来ている人を見ている方が結構面白かったかも。
 
 引率なんていっても、生徒は園内に入れば仲の良い子同士でばらけてしまいますから、この時点で私の仕事はほぼ終わり。
 あとは写真撮ってあげたりしながら、何人かの生徒と一緒に園内をまわりました。
 どの子もとっても楽しそうでした。
 
 心配してた雨も降ったり止んだりでしたので、ま、炎天下の中歩いたり列に並ぶことを考えれば、かえって良かったかも。
 でもやはり長い行列には皆閉口気味でした。
 そりゃそうですよね、5分のアトラクションのために一時間以上の行列ですから。
 いまは『ファステストパス』なんて便利なシステムもありますが。
 行列にいるときで、ふとみると、前にいる子がゲームをしていたんですが、それがポケモンだったのです。
 ミッキーマウスもネズミですが、ピカチュウもネズミ。
 どちらに対しても人はついつい財布のひもを緩めてしまうみたいで。
 子供の心をがっちり捉えている、日本産ネズミとアメリカ産ネズミが、経済を動かしている一端なのかと思うとなんだか複雑な気分。
 これがほんとのネズミ算とでもいうのでしょうか。
 ま、楽しければいいのかな?
 たとえそれがうそ、虚構、作りもの、夢でもなんでもなく、現実にお金が動いていると分かっていても。
 ようはさ、その嘘、お金を払ってまで見たいかということですから。
 それを作り出せるのであれば、つまり払ったお金に見合うだけのものが返ってくるなら、誰でも納得するのでしょうから。