本当の優しさってなんだろうね、
バファリンの半分は優しさで出来ているなら、残りの半分は何ですか?
なんてな事を思いながらとある記事を読んでいました。
誰がどうやって調べたのか分かりませんが、ロンドンにいる物乞いをしているホームレスの一日あたりの平均収入はなんと£55(約\13,750)だそうです。これはあくまで平均でして、中には一日で£280(\70,000)稼ぐ(という表現が本当に正しいのかどうか分かりませんが)人もいるのだとか。
それにしても一日で£55得るためには、今のバイト先で私は何時間働かなければいけないのかと考えると…な気分です。ま、だからと言って物乞いしようとは思いませんが。
まだ私の中にもいろいろと捨てられないものありますので。
何かを得るためには何かを失うなんてよく聞きますが、本当に失っただけの何かを得ているのでしょうか?それは本人の考え方捉え方一つなのかもしれませんが。
でもこれだけの収入を得ていながらも相変わらず物乞いしている人はずっとホームレスのまま。
というのも得た収入は殆ど薬物の購入に使われてしまうからだそうです。現に逮捕されるホームレスは殆どが常習者なのだとか。
恵む側の立場にいる人はそれを優しさからしているというよりも、物乞いを無視してしまうことに罪悪感を感じてしまい、それをするのだそうです。彼らが食べるものや寝る場所を得るための手助けになると思って。
金銭を恵む人の思いと、それを拾う人の考えはこうもすれ違いなのが現実です。
薬物買うためのお金を物乞いに恵むなら、チャリティ団体に寄付をなんてこの記事でも訴えていました。