夏祭り

 ロンドンに来て三度目の打ち上げ花火を見ました。
 前の2回はもう冬でしたから寒い思いをして見上げていましたがやはり花火は夏でないと
なんて思っていましたがやはり寒い中見上げていました。
 というのも昼間は日差しの強さと風の涼しさが心地良いのですが夜になると
もうかなり冷えて昼間と同じ格好では寒いくらいなのです。
 
 
 ロンドンではテームズフェスティバルと題してこの週末は大勢の人で賑わっていました。
 特にテームズ沿いは屋台が並び芸人がパフォーマンスしてて簡易のアトラクション等設えられたりで
歩くに一苦労なほどでした。
 残り少ない夏を少しでも楽しもうとするかのように。
 花火はその締めくくりといったところでしょうか。
 昼間見てもあまり綺麗とは言い難いテムズ河ですが
 夜そこから打ち上げられた花火を見てその爆音に
身を震わされていると妙に情緒的になってしまうもので。
 そんなしみったれた思いを吹き飛ばすかのように豪快で綺麗な花火
 そしてそれに負けじと人の大歓声。まあかなりのアルコール入ってたみたいなのも
あるでしょうけど。
 そして花火が終わると一斉のスタンディングオベーションって皆立っているから
スタンドは当たり前ですが割れんばかりの拍手がありました。 
 なんかイギリス人らしくていいなと思いました。
 
 帰りは通勤ラッシュでも味わえないくらいにもみくちゃにされながら帰途に着きましたが
 ま、これもこれでいい経験かな?

 君がいた夏
 遠い夢の中
 空に消えてった
 打ち上げ花火
 
 なんて歌いながら。
 (この歌詞見てぱっと分かるる人どのくらいいるんだろ?
このバンドも今どーしてるか知らないのですが。)